日本の青ネギ(葉ネギ)の一種で、伝統的に生産され続けている京野菜のひとつです。
主産地は京都市南区九条地区ですが、現在では京都市淀・久世や八幡市都々城などが主な産地として知られています。
栽培期間は他の葱に比べると長く、直径2センチ、長さが1メートル程度に成長。耐寒性があり、周年栽培できます。
九条葱の大きな特徴には他の葱にはない「ぬめり」が存在します。香りと甘さが凝縮され、季節により、春はやわらかく、夏から秋はピリッとした辛味があります。
旬は1月から2月の寒い時期でより一層甘みが増します。九条葱は甘くて風味がよく、葱の味がしっかりしていますので料理を引き立てる魅力ある食材のひとつです。
葉肉が長くて柔らかく風味が豊かな九条葱。林さん親子の作る九条葱は香りが強く、お肉と合わさっても葱の豊かな風味をしっかりと主張します。
林さん親子が生産する香りの高い九条葱は、これまでに数々の品評会で賞を受賞してきました。
今では代表的な京野菜のひとつである九条葱ですが、林さん親子は長年の経験を持つプロフェッショナルな生産者です。
品評会においても3年連続で京都府知事賞を受賞され、通算受賞回数は10回以上にのぼります。まさに「九条葱名人」である林さんですが、柿安では林さんと直接取引きすることで安定的に林さん親子が作る九条葱をご提供することを実現しています。